MIX(ポメラニアン×ダックス)のティムくん、左耳だけ垂れているのがチャームポイント♡
トレーニングのご依頼は生後4ヶ月の頃でした。
いちばんのお悩みは”咬み”
ティムの場合、咬むシチュエーションは様々でした。
①人が動くと足を狙って咬む
②人がソファーに座っていると足を咬む
③ハーネスやカラーを付けようとすると抵抗して咬む
”咬む”問題一つとっても、それぞれ原因が違うので対処の仕方も変えていかなければなりませんね。
①人が動くと足を狙って咬む
⇨人の足は獲物だと思い込んでいる故に起きる問題ですね。対処法を飼い主様にお伝えし、生活に取り入れていただきました。
②人がソファーに座っていると足を咬む
⇨構って欲しい故に起きる問題ですね。日頃から撫で続けたり、構いすぎていると、自分に注目を集めようとして”咬む””吠える””飛びつく”という行動が発生してしまいます。オーナー様には接し方を変えていただくお願いをしました。
③ハーネスやカラーを付けようとすると抵抗して咬む
⇨何か悪いことをされるのではないか、という不安から起きる問題ですね。ハーネスなどをつける時に感じる不安な気持ちをプラスで補う練習を行いました。さらに、体の節々をを触られることに対しても良いイメージを持ってもらい、いついかなる時でも人に身を委ねてもらえるよう練習していきました。
上記の事項に取り組んでいただくとともに、やはり大事なのは…お散歩ですね。
お散歩にて気分をリフレッシュし、精神的にも体力的にも満たした状態にしてあげることは、お互いがストレスフリーに暮らしていく上で必須です。
ティムのオーナー様にもお散歩の重要性をお伝えしたところ、「ティムのためなら!」と、お仕事の前後にお時間を確保していただけることになりました。
(猛暑の時期でしたので、いきなり早朝散歩をお願いすることとなりましたが、とても前向きに考えてくださり嬉しい限りです)
”咬み”問題と並行して、元々の主訴の「トイレ問題」「要求吠え問題」も対処していきつつ、お散歩トレーニングも行っていくこととなりました。
お散歩デビューの時は怖くて立ち止まったり、ジグザグ歩いていたティムですが、オーナー様の日々の努力が実り、お外でもこんなに楽しそうな笑顔を見せてくれるようになりました。
そして中盤で発生した「リードや靴ひもを咬む問題」も見事修正でき、最終的にはこんなに上手にヒールウォークしてくれるようになりました♩
こんな可愛い顔で見上げてくれたら、苦労していたことも忘れそうですね☺︎
(猛暑だったのでお散歩のトレーニングは早朝にお時間をいただきました。本当にありがとうございます!)
当初の問題が解決していったところで、色んなコマンドを覚えてくれたティム。モチベーションが高く、何でも積極的にチャレンジしてくれましたよ♩
コマンドやトリックも日々の生活に取り入れて、より深い関係を作っていってくださいね☺︎
これからのティムの成長が楽しみです*
一生懸命取り組んでいただき、ありがとうございました**
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