トイ・プードルのラッキーくん(生後4ヶ月)の最初のお悩みは“トイレ”と“甘咬み”。
パピーを迎えた皆さんが一度は抱えるお悩みです。
いつものようにカウンセリングにて、甘咬みの怒り方を実践。
すると、やはりすぐ無くなりました。
怒り方(タイミング、インパクト、一貫性)さえ合っていれば、
犬はすぐに理解してくれるんですよね^ ^
そしてトイレも一回成功!
その後は1週間で自らトイレスペースへ向かい、排泄できるようになりました^ ^感動です!
8回コースのレッスンの中で、
アイコンタクト、オスワリ、フセ、マテなどのオビディエーショントレーニングも着々とこなしていくラッキーくんでしたが、
しかし、
中盤に来て問題が発生(´⊙ω⊙`)
なんと、抱っこが嫌いになってしまったのです(´⊙ω⊙`)
自分から近寄ってきたときに抱き上げることには抵抗しませんが、
こちらから抱っこしようと向かっていくことに嫌なイメージがあるように見えました。
お話を聞いてみると、
どうやら、お散歩中にハーネスが外れたときに、みんなで追いかけまわして捕まえた、ということが原因のようです。
ラッキーくんのよに抱っこが嫌いな子は、意外にたくさんいます。
トラウマがあって抱っこされるその瞬間がイヤな子、
抱っこされてから拘束されるのがイヤな子。
ラッキーくんの場合は、リラックスポジション(飼い主の足の上で仰向けになって寝転ぶ姿勢)で落ち着くことはできるので、
抱っこされるその瞬間が嫌いなだけでした。
みなさんも愛犬を抱っこするときのこと、
イメージしてみてください。
どのようにして持ち上げていますか?
前から覆いかぶさって、両手で抱きあげている方、
たくさんいらっしゃると思います。
しかし実はこの方法、犬にとってすごく恐怖を感じやすいやり方なのです。
犬にとって安心して体を委ねられる方法、
それは、
犬の横に並んでから片手で包み込むようにして持ち上げる、という方法です。
ですので、抱っこを好きになるリハビリの際には、
片手でオヤツを持ち、もう一方の手で包むようにして抱きかかえるという練習をします。
同時に「抱っこ」と言葉をつけると、
「抱っこ」というと、飼い主の横に立って手に鼻先を近づけてくるようになります^ ^
そしてピョンっと体を預けてくれるようになりますよ。
可愛いですね♡
愛犬と暮らしていく中で、抱っこしなければいけないシチュエーションはたくさんあります。
ラッキーくんのように、外でリードが取れてしまったとき、
病院で診察台に乗せるとき、
長い階段を登るとき、
エレベーターに乗るとき、
などなど。
小型犬に限らず、大型犬のみんなにも、抱っこは好きになってもらいたいです。
ぜひ、どんなときにも抱っこさせてくれるようにトレーニングしておいて下さいね♪
ラッキーくんも、ご家族のみなさんも、がんばってくれました◎
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