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  • 執筆者の写真wanday

【卒業犬 モカ】分離不安トレーニング(埼玉県川口市)


2歳3ヶ月、トイプードルのモカのお悩みは…


・外で歩いているときにご家族のうち1人がモカの前を歩くだけでパニックになり、

悲痛な声を出したり、服を噛んで止めようとする。


・家にいるときも、ご家族の方が学校や仕事に行く準備をしているだけで、興奮し吠え始める。


・車で移動するときにも、そわそわ。

運転席や後部座席のご家族の方が先に降りてしまうと、泣き叫ぶ。

ウィンカーやハザードランプを点ける、ギアをバックに入れるとパニックになる。


モカのように、ご家族の方と離れる、ひとりになることに対して、極度な不安を抱えパニックになることを"分離不安"と言います。


"分離不安"を解消するために、まず必要なのは、信じてもらうことです。


家族は離れても絶対に戻ってくるよ

ひとりになっても不安を抱える必要なんてないよ

ということを理解してもらう必要があるのです。


そのためにはまず「マテ」の練習をします。



マテをして離れていきますが、二歩くらいですぐに戻ってくるところから始めます。


モカが不安を感じないレベルを見極め、

徐々に離れる距離を伸ばしていき、

背中を向けたり、部屋の向こう側へ姿を消してみたりします。


お家で出来たら、外でも実践!


まずはいつものお散歩コースで。

出来るようになったらモカの知らない場所で。

ひたすら練習し、ひたすら安心してもらうしかありません。


車での練習も同じく、絶対に置いていかないということを理解してもらう必要があります。

これも毎日の積み重ね。

今までの2年間蓄積されてきた"不安"を"安心"に変えていくためには、最低でも同じ年月がかかります。


気の遠くなる話ですが、

モカのお父さんお母さんは、「モカと楽しく旅行がしたい!」という目標に向けて、毎日頑張ってくれました。



お仕事がお忙しいにも関わらず、

毎日のお散歩中に、オビディエンストレーニング(落ち着くために必要)、マテして離れる練習をしてくれたり、

毎日のお散歩後、車に乗りハザードランプを付けっぱなしで、モカが落ち着くまで滞在してくれたり、

毎日車でモカの知らないところへ出掛けてみたり、


わたしの想像をはるかに超えたレベルの練習をしてくれていました!




トレーニングは、

頑張った分だけ、結果が出ます。


お父さんお母さんの努力が4回目くらいのレッスンで顕著に現れ始めました!

みるみるうちに成長するモカと、次々とアイデアが浮かび上がるお父さんお母さんには、

毎回驚かされ、脱帽状態でした(´⊙▽⊙`)


レッスンは8回で終了ですが、

あとはご家族のみなさんの頑張り次第。


モカのことを心底大切に思ってくれ、

モカのために毎日の時間を費やしてくれるお父さんお母さんだから、安心して見送れます^ ^


きっとモカファミリーなら、来年の夏、楽しい旅行が出来るはず♪いや、絶対に出来ます♪


お忙しい中、モカのために一生懸命トレーニングに取り組んで頂きありがとうございました!


モカとみなさんがこの先も幸せに暮らしていけますように。


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